インターネット上の誹謗中傷を発見した方に、弁護士への相談前にやってほしい5つのこと

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弁護士船越 雄一

弁護士法人戸田総合法律事務所パートナー。
ネット風評被害対策、労務管理の案件を中心に取り扱っています。 著作【「ブラック企業」と呼ばせない!労務管理・風評対策Q&A】

まずは落ち着くことから始めましょう

インターネット上に自分に対する誹謗中傷がなされており、まさか自分が被害者に・・・とお悩みのことと思います。混乱したり、慌ててしまうこともあるかもしれませんが、一呼吸置き、まずは何をしたらいいのか確認することから始めましょう。

本サイトをご覧いただいている方で、何をしていいかわからないけれどすぐに話を聞いてほしいという方もいらっしゃるかと思います。そういう場合には、当事務所ウェブフォーム、あるいはお電話にてすぐご連絡いただいても構いません。

しかし、ご自身が状況を把握されていないとお話も先に進まず、余計に時間がかかってしまうこともあるのも正直なところです。

そこで、以下のとおり、ご相談前に行っていただきたい5つのことをまとめましたので、一度ご確認の上、落ち着いてお問い合わせいただくのがよろしいかと思います。

①書き込みされた記事のサイトの確認

2ちゃんねるや爆サイなどの匿名掲示板、FacebookやTwitterなどのSNS、アメーバブログやライブドアブログなどのブログ形式のサイトなど、インターネット上には様々なサイトがあります。そのサイトごとに対応方法もさまざまであるため、サイトごとにアドバイスも変わってきます。

そこで、まずはどのサイトに書き込みがされてしまったか、確認してみてください。

サイト名がわかりやすいものもありますが、よくわからなければ「URL」(httpから始まる文字列で多くは「www」の後にサイトの名称に用いられている文字列が表示されています)を見てみるとよいでしょう。

それでもよくわからなければ、当事務所ウェブフォームからのお問い合わせであれば対象記事のURLをそのままコピペ(コピーアンドペースト)していただければこちらで確認いたします。

お電話でのお問い合わせの場合には、どのように検索したらそのサイトにたどり着くことができるかさえ把握していただければ、お電話しながらこちらでお調べすることができます。

②書き込みされた投稿に番号があるサイトであれば、その投稿番号の確認

2ちゃんねるや爆サイなどの匿名掲示板では、投稿ごとに番号が振られます。そのような場合には、何番目の投稿がご自身に対する誹謗中傷か教えていただければ、すぐに内容を確認することができますので、メモ等しておいていただけるとスムーズです。

また、投稿番号のないタイプのサイトの場合には、投稿日時など他に投稿を特定する情報が記載されていると思いますので、その情報をお伝えいただければ大丈夫です。

③投稿内容が事実無根の名誉にかかわることか、プライバシーか、あるいはその他の問題か

インターネット上の投稿といっても、事実無根による誹謗中傷、事実だがプライバシーに関する情報、写真などを勝手にアップされたなどの肖像権に関するもの、ご自身の著作物をコピーされたものなど、様々です。

対象となる投稿について、当事務所で内容を確認すればどの分野の問題か判断はつきますが、事実無根かそうでないのか、権利者ご本人からのご相談なのかどうかなどはわかりません。

そこで、投稿内容があなたにとってどういう情報であるのか、整理していただいたうえでご相談いただけると適切な回答を差し上げることができます。

④可能であれば、対象の記事をキャプチャする、PDF化するなどの証拠かをお勧めします。

お問い合わせいただき、ご相談している途中で記事が削除されるということがまれにあります。

記事の削除のみをご要望の場合は、それで一件落着というお話ですが、発信者を特定したいという場合には、対象の記事がどういうものであったのか、証拠がないと手続きを進めることができません。そのため、できれば対象記事をPDFにしたり、画像としてキャプチャーしておくなどの証拠化をお勧めいたします。その際に、対象記事を特定できるよう、内容だけでなく、URL全体が写るように証拠化してください。

例えば、ウェブブラウザでGoogleChromeをお使いの場合には、URLが表示されているバーの右側に「印刷」アクションを選択できる箇所がありますので、そちらで「PDFに保存」を選択していただければ、通常、記事内容とともにURLも表記されてPDF化されます。

もっとも、よくわからないということであれば、この項目を飛ばしていただき、他の項目をご確認の上、すぐにご相談していただいて構いません。ご相談時に、こちらで証拠化作業を行います。

なお、記事が削除されるとサイトによって時間の差がありますが、通信ログも削除されることが多いため、技術的に特定手続きが不能となる場合がありますので、ご留意ください。

⑤削除請求のみか、発信者特定も行いたいか、ご希望の確認

削除や発信者の特定ができるのかは投稿内容次第ではございますが、いずれか、あるいはいずれもご希望か、事前にご希望の確認をお願いいたします。

投稿内容その他のご事情によっては、ご希望に沿えない場合もございますが、その場合にもその理由などを説明させていただきます。

まとめ

上記5つのことをご確認いただき、お問い合わせいただければ幸いです。

上記作業を行っていただくことで、気持ちの整理もでき、幾分か落ち着くこともできると思います。

混乱しそうな時こそ落ち着いていただいた方が物事がスムーズに進むと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。


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弁護士松本紘明
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