【2017年最新版】「2ちゃんねる」での風評被害対策 (削除・投稿者特定)

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弁護士中澤 佑一

弁護士法人戸田総合法律事務所代表。
ネット関連と知財案件を中心に活動しています。 主著【インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル】【「ブラック企業」と呼ばせない!労務管理・風評対策Q&A】

2ちゃんねるとは

「2ちゃんねる」はおそらく日本で一番有名かつ最大級の規模を有する匿名掲示板です。
2ちゃんねるはもともと西村博之氏、通称「ひろゆき」を中心として管理運営がなされておりましたが、運営内部での紛争が原因となり、現在はフィリピン法人である「Race Queen, Inc」が実質的な管理主体として表記されています。

なお、運営内部での紛争後、旧管理者の西村博之氏は新たに「2ch.sc」という旧2ちゃんねる(2ch.net)の上位互換と位置づけられる新たな2ちゃんねるをオープンさせました。
このように現在では、2ちゃんねるは、2ch.netと2ch.scとに分裂している状況です。

分裂後の状況

2ちゃんねる分裂直後は削除や投稿者特定に関しても運用面での混乱があり、一時期法的な対処の方法が流動的になっていた時期がありました。
しかし2017年現在は運用面も落ち着きを取り戻しており、2ch.net、2ch.sc双方ともに、削除及び投稿者特定の対処方針は確立されています。

2ch.net について

運営ボランティアが、メールでの対応を受け付けていますので、まずはメールで運営側に連絡をする方針が最適です。
もっとも、メールでは対応されない類型(法人からの請求など)もあります。そのような場合には、運営法人である「Race Queen, Inc」を相手に正式な手続きを取る必要があります。

フィリピン法人との裁判は手続き上非常に難易度が高く、専門弁護士の関与がなければ対応は事実上難しいと思います。
なお、当事務所では、他の弁護士から依頼で法人登記情報の取得などのサポート業務も行っており、手続き面には精通しております。

2ch.sc について

分裂前の旧2ちゃんねるの運用と同様の状況に落ち着いています。
すなわち、運営を担当しているシンガポール法人「PACKET MONSTER INC. PTE. LTD.」を相手に仮処分を行い、裁判所の仮処分決定を2ch.scの掲示板にアップロードすることで対応されるという方式です。

2ちゃんねるのコピーサイト等について

2ちゃんねるには、その内容をコピーした「コピーサイト」や内容をまとめた「まとめサイト」と呼ばれるサイトが多数存在しています。
そのため、2ちゃんねるの風評について対処する場合には、これらのサイトについても対象記事を削除してゆかなければなりません。地道な作業ですが一つ一つ削除してゆくことになります。

これらのサイトの多くは比較的容易に削除することが可能ですが、きわめて多数のサイトについて網羅的に調査し削除することは、この種の事案に精通している弁護士でなければスムーズに行うことが難しいのが現状です。
また、海外サーバーを利用し、連絡先の記述もないサイトなど本体の2ちゃんねるよりも削除の難易度が高いサイトも存在しています。

2ちゃんねる案件は専門の弁護士への相談をお勧めいたします

2ちゃんねる案件は、運用の変更が発生する可能性もあり、常に最新の情報に基づき対応する必要があります。
また、国際民事保全の手続が必要となり、弁護士であっても十分な知識・経験を有する者は少数です。

当事務所では、これまで2ちゃんねるに対する裁判や2ちゃんねるに投稿した人物の個人特定などについて多数ご依頼を受け解決実績がございます。

他の事務所で対応不可能とされた場合も含め、当事務所へぜひご相談下さい。


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