FC2で中傷や営業妨害を受けた方へ

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弁護士中澤 佑一

弁護士法人戸田総合法律事務所代表。
ネット関連と知財案件を中心に活動しています。 主著【インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル】【「ブラック企業」と呼ばせない!労務管理・風評対策Q&A】

ブログや動画サービスなど様々なウェブサービスが利用できるFC2

 
 FC2はブログや、動画配信など様々なウェブサービスが一つのIDで利用できるサービスで、特に「FC2ブログ」は日本国内でもTOP3に入るほど多くのユーザーに利用されているサービスです。

 運営主体はアメリカ合衆国ネバダ州法人のFC2, Incです。ちなみに、FC2は「ファンタスティック・クピ・クピ」の略ということです。

FC2=無法遅滞という誤解

 
 FC2は運営主体もサーバーもすべアメリカにあるため、日本の法律の効力が及ばない、違法行為をしても捕まらないなどと一部で言われておりましたが、少なくとも今日においてこれは完全な誤りです。
 FC2を利用した犯罪行為について、逮捕者も複数出ており決して無法地帯などではありません。

 また、刑事事件にならなくとも民事裁判にて利用者の個人情報の開示請求が認められ、FC2, Incがこれに応じて利用者情報を開示した事例も報道されております。

 つまり、今日においては、FC2で行われる誹謗中傷やプライバシー侵害、営業妨害行為があれば、仮に匿名で行われたものであっても、加害者を特定し、損害賠償請求等を行うことは可能なのです。

FC2:削除・投稿者特定の対策方針

 FC2ブログ等に対する削除請求については、当事務所でもこれまで数多く取り扱っております。

 法的な削除請求については、FC2, Incが専用の窓口を用意しており、削除すべきものに関しては適切な対応がなされています。
 
 また、投稿者(FC2利用者)に関する情報開示については、運営主体がアメリカ法人であるため従来は対処が困難なサイトでしたが、現在の状況はかなり好転しています。

 まず、2012年の民事訴訟法改正によりFC2, Incに対する発信者情報開示の裁判を日本の裁判所で行うことが出来るようになりました。

 そしてこの裁判は、国際民事保全手続の経験を有する弁護士であれば、さほど難しいものではありません。
 さらに、極めて厳格な要件ながら、明らかに違法性があるものに関しては、裁判所の判断によらない任意の情報開示がなされた例も出ております。

 当事務所でもFC2, Incに対する情報開示の裁判を提起した実績がありますが、任意の情報開示に成功したことから、それ以後は、まずは裁判外での解決を目指す方針を採用しています。


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弁護士松本紘明
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